北陸のカレーは美味いのか

北陸のカレーを中心としたカレー評価

ムライ食堂 玉鉾町店

オープンして間もない店。カウンター5、テーブル4ほど。若くて感じの良い夫婦が経営している。外の看板といい、店内のスパイスがさりげなく飾られたインテリアといい居心地の良さは抜群。二種のカレー、大盛り無料1298円を注文。10分ほどで到着。

チキンカレーは、ホロホロとやわらかいチキンが入ってて、トマトベースで、クローブの味がやや強くでたスパイスカレー。このカレーは一般向けかと思う。

もう一つの豆乳カレーは、シナモンの主張が激しい。やりすぎだ。一般向けではない。こんな強烈なカレー誰が喜ぶんだ…スパイス好きのバカどもしか喜ばねえよ。なんだよ。と思ったがレモンを搾って食べたら、黙った。

味を変えるためにレモンを搾って食べて。と言われたが、明らかにレモンを入れたあとのカレーが完成形の味だった。味がまとまっている。

最初からレモンを加えたカレーとして作った方が良いのかもしれない。レモンの扱いについて、この店は大いに悩んだことだと思う。レモンは先に入れるか、後で搾ってもらうか。難しい。

一般受けするかが問題だが、明らかに豆乳カレーの方が看板メニューだと思った。これは他の店では食べれない。

ここのカレーは油をいれないヘルシーカレーであることが特徴になっている。なのに、この豆乳カレーはこってりとした味で、まるで生クリームでも入ってるかのような味だった。

年齢の近いカレー好きが、カレー屋をオープンした。地元の憩いの場になるような予感がする、とてもよい雰囲気の人達が経営している。こんな店を作りたいという夢をみた。この夫婦の未来はどうなるのだろう。

味の採点とかできません。そんな気分になんないです。