オープンしたばかりのネパール料理店。駐車場5台。カウンター5席、テーブル4でキレイな店内。
スパイスの説明をした紙が各テーブルに1つ置いてある。スパイスは万能薬と言えるほど効能がたくさんあるんだなと感心するが、キレイな日本語の文字だったことと一つ一つキレイな字を手書きしていることに、もっと感心した。2人いた店員はネパール人であるように思えたが。
ランチのシェルパカレー。マトンカレー、野菜カレーモモのスープ、ラッシー、ライス。1200円を注文。20分ほどで到着。
ライスの上にはスパイスの煮卵やグリーンチリが乗ってたりして、セットの内容が値段のわりに非常に充実してると思った。どれもしっかり美味しい。
カレー自体はスープカレー的で、お店のカレーの味というよりかは、ネパールの家庭のカレーって感じがしたのと、薄味だったので好みのカレーではなかった。ただホッとする味がする。
ナン250円を追加した。マンゴラッシーはしっかり固形物を飲んでる感じがあって甘くて美味しかった。
問題はナンだ。ふわふわしてないし見た目があんまり美味そうにみえない。ひと口食べる。少し甘みのあるナンか。バターの味もするな。カレーと食べても相乗効果はないな。
カレーも食べ終わったので、ナンだけをちぎって食べる。なんとなく芯があるナンだ。噛みごたえがある。単一のほのかに甘い味がずっとする。なんとなくサキイカでも食べてる気がしてきた。ナンをちぎっては食べ、嚙み心地と単一な味を繰り返し味わう。
家に帰り買ってきたタラタラしてんじゃねえよの300円くらいしたスティック缶を気づけば食べていた。気づけば全部食べていた。そして気づく。あのナンまた食べたい。ずっと食べていたい。あの噛み心地と味が忘れられない。食べたい。ずっと。死ぬまで。永遠に…
味88 辛さ6 スパイス感7 ドロドロ感3 雰囲気9