12時頃来店。スーパーの中に併設された店。店内に入る。誰もいない。すいませーん。誰もこない。厨房をのぞく。人影がある。すいませーん。インド人店員が出てくる。席に座る。しばらくすると、インド人が2人ほど店に入ってくる。日本人も1人。客来てよかったー。
そのインド人2人客じゃなかった。店員だった。店内でハイタッチして喜んでる。その笑顔はこれからも維持できるのか。インドカレー屋の経営は厳しいだろうに。ランチはバイキング1058円があったのでそれを注文。
カレー2種類と、パパド、ライス、ナン、サラダが食べ放題。
2種類のカレーは豆カレーとほうれん草のカレーだった。これらのカレーは毎日変わるらしい。豆カレーは8種類のレンズ豆のカレーの中から1種類が出てきて、2種類のうち一つは豆カレーってのは決まってるらしい。
豆カレーは、ナンと食べるとかライスと食べるとかしても特に美味しいとは思わない。スープとか箸休めだと思う。豆カレーそのものは、どこで食べても美味いとかにはならないけど、食べると辛さとかがリセットされるような気がする。単品だと好んで食べたくないが、2種類以上カレーがある時は豆カレーは有りだと思う。
ナンは食べ放題なのに十分な美味しさ。バターが塗りたくってあって、厚くて、ほのかに甘く、パンっぽい。特別美味しくはないが、文句はないナンだ。こんなでけーナン食べ放題でも一枚で十分。
ほうれん草のカレーは、食べ放題っぽくない。ちゃんとしたカレーだ。水っぽくないし。じゃがいももゴロゴロ入ってるのと、ルー自体がドロドロしてる。ほのかに辛く、スパイスが香り十分美味しい。
食べてる途中で、どうですか？と店員が聞いてきた。そんなことは、はじめて聞かれた。食べてる間、老夫婦が2人とマダム2人が食べにきた。どちらも年齢が高い。この町は若者が少ないから仕方がない。この客層に対して、食べ放題は正解なのだろうか。どうすればこの店は今後もハイタッチするような陽気な店として生き残れるのだろうか考えていた。どうですか？と聞いてくるというのは答えなのかもしれない。
変なことを言ってしまい、必死に携帯の翻訳で答えてくれようとしてくれた。無理無理。俺の言葉、日本人にも伝わんねえしよ。と思い、他のインド人店員とも相談して必死に答えようとする姿を見て、またこの店に来ようと思った。またこの人達に会いたいな。と思った。まだちゃんとした答え聞いてねえからな。準備しとけよ。カレーと一緒にな。
味80とか。以上。
